終わることの予感

慈愛でもって愛するわたしは
あなたを自由という懐のなかで
泳がせるために
存在したかった

ちいさな、小さな現実的なこと
日付や時間や
あなたがあなたであることや
わたしがわたしであることは
わたしたちには必要ではなかった

同じ思想の下に
同時多発テロを起こす
わたしたちは、戦友
敵はくだらない現実だ
中指を立て
わたしたちはファックする

愛という名の本質でもって
あなたを愛したかった
現実を共有すればもたげる渇愛
わたしのベッドは戦場と化し
安らかになど眠れない

彼は行ってしまう
傷を負ったわたしは置き去りで
でもそう、あなたは進むべきだ
わたしもいずれ、行く

現実をブチのめし、
ブチのめされ
そしてわたしは敗れ去ったとして
日常や生活という死骸が
いずれ花を咲かせるとき
平和をブチ壊す戦争の種子は
もう含まれている
アダムとイブの罪が
わたしたちをも罪人にするように

終わることの予感
それはこの循環を絶つこと
罪の子は淘汰され行く
わたしは空高く飛ぶために
脱却したい
そのために愛を学びたい